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「これは犬ではない。雪オオカミやな。」 だま(山形県・58歳・職業:マタギ)
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今朝は7時から北の丸公園に行ってきました。
神田錦町、神保町を抜けて竹橋へ。懐かしい道のりです。
朝早かったので人も少なく、なんだか気持ちいい。



皇居の石組みと、繁る樹木と、早足で歩くサラリーマンと、
水を片手にマラソンしている人たち。不思議な光景です。


しかしやっぱり公園のお散歩は気持ちいいなぁ…
シェリも公園だと落ち葉や植え込みが気になるのか、
あっちウロウロ、こっちウロウロ…


(やや、カラスだ!)

北の丸公園は初めて来たんですが、静かでのんびり。
池に鴨がいたりお花が咲いてたり、贅沢な空間ですね。



今日はたっぷり2時間のお散歩。
それでも自宅に着くまでシェリは行きたがってました。
元気だなぁ……若さですね!!


(ごそごそ)
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最近、生活がバタバタ立て込んでいます。

本当は日がな一日シェリと遊んでいたいんですが、
働け貧乏人なのでそーも言ってられません。

フリーランスなので時間拘束がなく、いままでのんびり仕事してたんですが、
同僚の仕事がすごい量になってしまい、SOSが出てさすがに断れず、
フルタイムのお留守番まではいかないけど一日中自宅にいる日が減りました。
もっとシェリと遊びたい・・・しくしく・・・


まあ仕事についてはいまだけバタバタしてるのでいいんですが、
それよりも散歩について悩んでおります。

近所の公園がぜんぜん狭い!
商業地なので、平日は人が多くてお散歩大変!
車通りの多い道路が多くてすごく心配!!
ああもっと緑の多いところで遊ばせてあげたい・・・・・・

というわけで、大きな公園のある街への引越しを検討しております。
実はバタバタしてた大きな原因は、物件探しをしてたから・・・
都心も近いけど、大きな公園もある港区のあたりに引っ越そうかと。
(ちょうどいま、港区にペット可の物件が出てるんですよ奥さん!)


なーんて引越しについて真剣に計画立てていたら、
先日、ワンコ連れた方に「皇居がいいよ!」と教えてもらってしまい、
「だったら港区より皇居に近い九段下のほうがいいのでは?」と、
完全に混乱モードに入っています。

ま、いくら悩んでも、そもそも引越しするお金がないという噂・・・
シェリはどこに住みたいのかな?


(テーブルの下!)
写真は撮れませんでしたが、シェリにお友達ができました。

朝のお散歩で近所の公園に寄ったら、トイプーの親御さんがお二人、
仲良く遊ばせていまして、快く一緒に遊ばせてもらえました!
コーギーの子も来て、これがいわゆるあの憧れの犬会議!?
江戸川に住んでたとき、近所でよくやってたやつ!

・・・と、シェリも私もテンション上がりました。


あと、トイプーの飼い主さんに、いいお散歩コース教えてもらいました!
小型犬から大型犬まで、たくさんのワンが来ているらしい・・
こんな都会のゴミゴミした場所のどこに、そんな素敵空間が?!

っと不思議に思ったら、素敵空間は皇居でした。
すごい広いもんね・・・子供も少ないだろうし。
しかも昔は美智子さまがいらして犬をなでたりしてたらしい。ヒィー

トイプーの方に犬会議の時間も教えてもらったので、明日早速行ってみます!
そしてこの際、花粉症の件はなかったことにしよう・・・鼻水たらしてるけど
こないだのエントリーでアレルギーについて触れてましたが、
冗談ではなく、シェリに花粉症の疑惑が出てきました。

ここ最近は生活が立て込んでまして、30分未満の短いお散歩を
一日3~4回行くことでごまかしていたのですが、昨日ようやく
1時間のお散歩したら、涙が出てきてすんごい目をこすり始めました。


ぁゃιぃ・・・
そういえば、ここ最近のお散歩帰りは目をこすったり涙目だった・・・
外にいる時間に比例して症状は増してるような・・・


前に動物病院で相談したときは、風邪などの病気ではないとの診断だったし、
アレルギーテストで花粉症だって確定しても、確実な治療法はないわけなので、
と、とりあえず様子を見てみます。

しかしお散歩大好きなのにどうしよう。
早く花粉の季節が終わりますように。


(御茶ノ水のニコライ堂です)
最近、暖かくなったからかシェリの毛がゴソゴソ抜けます。
毎日掃除機かけても、すぐに部屋中が毛だらけに…
掃除機から吸い込んだものたちを出すときがめちゃめちゃ快感で、
掃除が楽しくなりました。



(しし丸だワン)


しかし、これだけ毛が舞ってて、いつか犬アレルギーになったりしないだろうか…
実は猫アレルギーでして、猫の毛が舞ってると目と鼻がグズグズになります。
コップに注いだ水が、表面張力の限界を超えて零れ落ちるように(お約束表現)、
いずれはアレルギー症状が出てくるのでは…


なんて思いつつシェリの写真を撮っていたら、シェリの鼻から鼻水が…
シェリ、犬アレルギーかな?
正式譲渡のために、一昨日区役所に登録に行きましたところ、
「狂犬病の注射打ったらまた来てくださいね」と言われました。
どうやら二種類の登録手続きが必要だそうです。

THE・二度手間・・・

そして、犬の登録に3000円、
狂犬病の登録に550円の請求が。


水道トラブル5000円♪
トイレのトラブル8000円♪
安くてあんしんクラ~シアン~じゃないんだからさ!
一括でまとめろよ!!

金額の妥当性はわからないけどお金払うのはいいんだ。
登録はやっぱり必要だものね。

でもさ、でもさ、でもでもさ、
紙ももったいないし、書類のストックコストもかかるし、対応コストもかかるし、
同じ内容を二回も書かなきゃだし、ってか証明要らない書類は電子化しろよ!
どちらにしろ管理するんだからオンラインに入れるんだろ!

と、心の奥底でイライラしました。
きっとカルシウムが足りないんだわ…シェリにあげてる煮干し食べちゃおうかしら…



そんな心の狭い飼い主とは対照的に、グースカ寝てばかりのシェリ
そして、冷静に考えたら発生タイミングが違うので、やっぱり書類は
2枚必要なことに気づき、改めて自分の頭の悪さにガッカリです。


(すぴーすぴー)
シェリのトライアルも、もうすぐ2週間。
正式譲渡には、狂犬病の注射と行政への登録が必要です。
というわけで、昨日は区役所出張所、本日は水道橋の動物病院へ。

実は水道橋の三崎町は、昨年5月まで8年近く住んだ場所なのです。
人生で一番長く住んだ、本当に愛着のある街。
そして偶然、友人の知人が開業している動物病院があるのです。

友人が病院に連絡してくれたので、お散歩を兼ねて水道橋まで行ってきました。
以降、シェリも出てこないセンチメンタル・ジャーニー劇場をお楽しみください。



何度も通った神保町で唯一のスーパー、fujiya
レジに3000円のカニ缶トラップを仕掛けるという油断ならない店
そしてその先の激安で大混雑の居酒屋、加賀屋…



いつもこの変な玉がどうやって地面とつながってるのか気になってたっけ
この、何度も通った道を、まさか犬と一緒に歩く日が来るとは…



右側には毎週通った漫喫まんが~Z、土日は8時間1000円という激安価格
「夜王」「最終兵器彼女」「げんしけん」「NANA」はここで読破したんだっけ



ampmが占拠する街・水道橋。西水道橋通り沿いにセブンができるまでは、
わざわざファミマや神保町のミニストップまで新作カップ麺探しに行ってたっけ



何もかも、みな懐かしい…… (by沖田艦長)
シェリは白い犬なので、タイルカーペットはあえて黒にしています。

正直、あんまり掃除が好きじゃないので、
「毛が目立てばきちんと掃除するんじゃないか」と、
非常に志低く黒いカーペットを選んでみました。

そして、私の持ち物の中でパソコンと同じくらいお気に入りなのが掃除機。
コードレス掃除機の雄、エルゴラピードです。



(クリスマス限定モデルのホワイトです!)

これは、まだ買って2年も経ってない先代のエルゴラピードがあるにもかかわらず、
「次世代はパワーアップした」との情報を聞きつけ秋葉原で衝動買いした一品。

実際、微妙に吸い込みの悪かった先代と比較して、こちらの新モデルは
ジョイントノズルが2種類、以前はイマイチ不安定だった充電器も、
あっさりと接続されるスグレモノです。ああ可愛い・・・


シェリの預かり親さんだったケイトさんのブログを拝見すると、
掃除機から逃げてる写真がありました。
掃除が頻繁になるけど大丈夫かな?と心配だったのですが、
白いから仲間だと思ってるのか(んなわけないか)あんまり逃げません。


(ほーら掃除機だよ~)

くっついて歩き回ると吸い込んじゃうよ!
掃除機のまわりをウロウロするので、掃除したそばからフワフワ毛が舞ってます。


そして、1回で取れる毛はこんな感じ(グロ画像?)。


(どんだけー)


しかし世の中、がんばって毛を生やそうとしてる人がいるというのに贅沢な話です。
毎日こんなに抜けても、ハゲたりはしないんだなぁ・・・

シェリは、里親募集で飼うことになりました。

11月に東京都動物愛護センターに持ち込まれ、
最初ははちべぇさんという同い年の預かり親さんに面倒を見ていただき、
その後、やはり預かり親をされているケイトさんが面倒を見て下さっていました。
(勝手にリンク張ってしまったけど大丈夫かしら…)


シェリを飼いたいと申し出て、一度お伺いしてお見合いをし、
トライアルに進んだとき、さまざまなアドバイスとともに、
いろいろなご支援品を持ってきてくださいました。

いままで使ってたおもちゃとかベッドとか、
お会いしたことないのですが、やっぱりスピッツを飼ってるまゆティママさんからの
プレゼントや、ほかにも食べ物やサプリやグッズの数々・・・

まさか、そんなに助けていただけると思ってなかったので感激でした。
(驚きすぎて、その場でお礼をきちんと言えなかった・・・)
いただいたおもちゃやおやつがシェリは一番好きです。
本当にありがとうございました。


(本当はもっとたくさんです いつかお礼を…!)



ところで先日、犬を飼っている友人と、そのまた友人の獣医さん2人の4人で、
お台場のペットシティに行ってもらい、アドバイスもらいつつ買い物したんですが、
その際に、里親募集についての話題が出ました。

何かの折に「単身者はなかなか譲ってもらえないんだよ」と話したら、
単身者で犬を飼っている友人から反論が・・・
家族のありなしより、飼う側の環境と意識の問題なのではと。
そんな条件をつけてたら、里親は増えないのではと。

うん、がんばって単身で犬を飼っている彼女の立場を考慮すると、
言いたいこともわかる気がする。

まあでもさ、単身者だと何かあったときに対応できるのか、とか、
たいていはお仕事してて家を空けることが多いとか、
結婚とか(女性は)出産とか、環境が変化する可能性が高いとか、
条件的に制限されてしまうのは仕方ないよ、なんて話していたら、
獣医の子が衝撃の現実を話し始めました。


動物病院に犬を連れてきた飼い主に、病気の診断を下したら、
「タダでもらった犬にお金がかかるなんて!」
と拒否する親が本当に多いんだそうです。

聞いてみると、里親募集で引き取った子だそう。
タダでもらった犬て!!!


「ペットはお金がかかる」っていうのが共通認識だと思ってたし、
そもそも飼うことじたい、長い期間で生活に制限がかかるのに、
「タダだからもらう」ってどういう発想なんだろう…

なので、獣医さんたちの結論は、
「やっぱり、審査は厳しくしてほしい」
とのことでした。


この話は、
特に里親募集にかかわる関係者の方へのご要望というつもりはなく、
単純にあまりにも衝撃だったので、そういう現実を知ってもらえたら、
ということでご紹介しました。

もちろん、単身者云々の話は、結論までの流れとしてご紹介したまでで、
本来、単身者は申し込みの時点で断られるところが多いなか、
ご理解くださったケイトさんやはちべぇさん、代表の方には、
とっても感謝しています。


ご支援してくださる方や、素敵な預かり親さんや里親さんがいらっしゃるなか、
そんな側面も現実に存在するんだと、なんだか切なくなりました。
少しでも多くの子が、少しでも多くのいい飼い主さんに巡り会えますように。
最近、「かーわーいーいー」と言われることを期待しつつ、
シェリの写真を周囲に見せるとですね、

「オオカミみたい」

と、親バカ的にはガッカリ発言されることが多いです。
いや、2-Dではわからないかもしれないけど、
性格は無邪気で懐こくていい子なんですぞ!

でも実際、写真で見るとオオカミみたい・・・



しかし、尊敬している上司が表現した"雪オオカミ”という文言が好きで、
このブログのリードに使っております。


さて、そんなシェリですが、だんだんオオカミよろしくナワバリ意識が芽生えてまして、
昨日もドッグランに行ったらほかの犬がいなくて、周囲チェックを丹念にしたあとに、
スタッフの人が来たらガウガウしてました。

前回はスタッフの方に吠えることもなく速攻で懐いてたので、
やっぱりナワバリ意識を持ったんだと思います。


そのときも怒ったのですが、おうちに帰ってきてモタモタ餌の用意をしてたら、
「ガウ(早く)!」と吠えたので、さすがに怒って餌をあげず無視しました。


(ふてくされ画像)

お餅みたいで可愛いですね。
んもう!卑怯者め!
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プロフィール

飼い主 : 谷本
ワンコ : シェリ(スピッツ♂ 15歳)
好きなもの : レアチーズケーキ
得意技 : 歯を出す

2010年3月に、センターに持ち込まれたシェリの里親になりました。2024年4月4日永眠。

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