シェリが昨日の未明に息を引き取りました。
15歳と半年でした。
昨年の10月にエコーとCTを撮って脾臓に腫瘍が見つかって、
無事に摘出したはずでした。
12月にも血液検査して問題なかったので安心していたら、
先週の検査で膵臓と肝臓に癌が見つかりました。
最近はご飯もあまり食べないしどんどん痩せてたのですが、
食べさせ方を工夫したらたくさん食べることが分かって、
体重が戻って喜んでいた矢先のことだったんです。
手術するか少しだけ迷いましたが、緩和ケアを選択し、
毎日動物病院で痛み止めの点滴をしていました。
私の父も膵臓癌が見つかって半年で亡くしているので、
末期の膵癌は疼痛ケアが最優先だと思いました。
とにかく、辛くならないように。

10年前に実家から送られてきた額入りの写真、
「遺影みたい」と笑ってましたが、本当に遺影になってしまいました。
点滴後は水もご飯も口にしなくなってたので、
大好きだった卵とチーズとシェリバーグ(通称)を入れました。
あと、うちに来た時にいただいた大好きだったぬいぐるみ。
うちに来てくれて、本当にありがとうね。
そしてお世話になった皆様、
本当にありがとうございました。
毎日痛み止めをあげてましたが、
それでもここ2日はやっぱり辛そうだったから、
正直に言うと、ホッとしています。
思い返すと、半年前に腫瘍が見つかった時の方が、
普段との落差に動揺して不安定になっていました。
あの時に「日常は永遠に続かない」と実感したからこそ、
今はメソメソしつつもちょっとだけ落ち着いています。
でもきっと、あちこちでシェリの面影を見つけるたびに、
寂しくなるんだろうなあ。寂しいなあ。
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